饒舌な詭弁

この世の限りなく底辺に近い層を這っているライターが全力で暇を潰すためのブログ

家にいない間に奴らが建国してた話

いやもうね。愚痴らせてほしい。

3日家にいないだけでこうなる。

多分、あれなんだな。うちの家は、家主がいなくなることを想定して作られてないんだな。だから、すぐ色々不具合が出ちゃう。

 

もうね。今まで社長がワンマンで経営してきた半導体工場みたいなね?

「先輩!大変です!!社長がいません」

「なにー!!!俺たちはどうすればいいんだ!!」

「とりあえず、先方から融資してもらったこの500万!どうしましょう??」

「お、おう。そうだな。全額、設備投資に回せー」

そうじゃない。そうじゃないのよ先輩。

まずは社長に確認よ。何、独断で設備投資しちゃってんの?

いきなり設備強化されちゃって現場が大混乱する未来が見えるよ...。

社長が帰ってきたら驚いちゃうよ。

あれ?うち町工場の平屋だったはずなのになんで外観バリアンリゾートみたいになってんの?ほらラブホと間違ってカップル入場しちゃってるよ?半導体工場で子作り始まっちゃってるよ?ってね。

 

それと、うちの家も全く同じ。3日ぶりに帰ったら大変なことになってた。それこそバリアンリゾートになってたほうがまだマシだった。

 

まずファーストパンチで電気がつけっぱ。

それはそれは忠犬ハチ公みたいな感じで俺の帰りを待ってたよね。

もうここに忠犬電球公の像でも作るか?新たな待ち合わせスポットですかー?コノヤロー!

これがね最新のIoT対応ならばこういうことにはならない。

こいつはできる社員だからちゃんと社長が不在でも「ほうれんそう」を行う。

外出先で「私は退社してもよろしいですか?」っていう相談をしっかり入れてくる。

「退社してもいい」といえば電気は消える。

そういうことなのだ。できる社員というのは。

ところがうちのバカ社員は3日も待ち続けちゃった。

これには社長もびっくりである。

 

だがこれはあくまでファーストパンチ。

ここから俺はダイレクトアタックを受けることになる。

 

その日は無能な部下・電球くんに待たれ続け精神的にダメージを受けてもうぐったり。

もうだめだー風呂でも入るかーと思って浴槽のぞいたらあいつらが繁殖してたよね。

 

そう、カビ。

もうね。何百、何千という胞子たちが浴槽のふちにわらわらとさ。

軽く俺の家の浴槽で建国してた。中世ローマぐらい発展してた。

あー、俺って一人暮らしじゃなかったんだって改めて感じたよね。

こいつらと暮らしてたんやね。

 

あれ、俺ってナウシカだったけ?

「それでも腐海と生きる!」とか言ったけ?

え?何、勝手に建国しちゃってんの?立派な領土侵犯ですよ?

俺の中の憲法9条が崩れ落ちる音がしたよね。

あっちもあっちで「浴槽は固有の領土。領土問題はない」とか言い出しそうな勢いで領土拡大を続けているわけ。これは実力行使しかない。

大婆様が「腐海を焼いてはならん」って言ってたけどさ。放って置いてもこいつら立ち去りそうにないんだもん。

即刻、カビキラーっていう巨神兵をよびだしたよね。「焼き払えー」ってね。

そりゃあね。あいつらも焦ったと思う。

「なんだ!この液体は!!溶けるっ!!」

てな感じでさ。

でもこちとら容赦はないよね。もうカビキラーシャーってやってシャワーでジャー。

バイバイ。腐海

 

いやー、短かったね。3日間の建国史

こうして無事、一人暮らしに戻ったんだけどさ。やっぱ寂しいね。

あー、でも腐海焼き払ったからもうすぐオームが攻めてきて、また一人暮らしじゃなくなるのか。

 

もう、無理...。